金融機関の 不良債権の 処理の 一環として、
外部コンサルタンとを 導入して
企業業績を 改善させながら、 債権回収を
促進しようとする 記事が 日経新聞
に 掲載されていた。 貸した 側・ 借りた 側が
共同して 苦しみを 分かち 合いなが
企業業績の 改善をしようという 前向きな
記事であった。
この 事業をするために、
外部コンサルタントを 活用するという
事である。
最近のある 外国人の 方に 原稿を 書いて
頂いたことがあるが、その 中で 印象
に 残っている
言葉は、アウトソーシングとノウハウカンパニーという
二つの
言葉であった。 今の 企業は 何でも
自前でやるという 事ではなくて、 能力の
高い 人・ 企業と 手を 組んで 改善・
改革をしていくのが 良いのではないか?
出来ない 人が 何人集まっても 問題点は
改善できないのである。
パチンコ 業界の 状況を 簡単に
説明しておくと、
- )店舗数---------16000 店舗〜17000 店舗
- )設置台数-------450 万台
- )法人数---------5000 社
程度となっている。
この 数値が 将来どのように 成るのか 勝手に
想像してみると、
- )店舗数---------9000 店舗
- )設置台数-------450 万台
- )法人数---------200 社
程度となる 予測する。
つまり、現状の 一店舗当たりの設置台数は
450 万台÷17000 店舗=265 台(1 店舗当たり
平均設置台数)
将来1 店舗当たりの設置台数を500台規模とすると、以下の計算式になる
450万台÷500台=9000店舗( 生き 残りの 店舗数)
法人数は、遊技機を経営の柱とする企業は1000社程度と見込める。
但し 経営の 改革・人材の
育成などをしようとする企業は200社程度に 縮小
すると
考えられる。これはセミナーなどの参加者を見ていると良く解る。
つまり今後の業界の規模は、
- )店舗数---------9000 店舗
- ) 設置台数-------450 万台
- )法人数---------200 社
- )1 法人店舗数----45 店舗
という 数値に 成るのではないか?
このような数値を 頭に
入れて、企業の再生プランを考えてみる必要の迫ら
れている。出発点で間違えていては結果は当然間違うからである。
次に大切なことは、将来に渡って必要な因子が可能に成るのかである。
つまり、
改善可能な要因が努力すれば得られるものかである。
- )立地条件( 交通経済学的に 有望か)
- )店舗規模の 拡充
- )経営社の 資質
- )社員の 資質
- )競合店の 競争力
これらの要素のうち、立地条件は将来に渡って有望かどうかはなかなか難
しい問題である。立地条件が伴わないところでは、地域No.1になるその他
の条件が整うかどうかである。
- )店舗空間作りと集客戦略(オンリーワン)
- )日常の顧客満足維持管理
ここで必要になるコンサルタント知識は、
- )市場条件予測( 市場のボリューウム)
- )経営者の意識改革と経営代行者
- )管理者の意識改革と社内若手人材の育成と登用
これらの条件が整えば、
以下の要因は外部から調達できる事が殆どである。
1 パチンコ 構造改革
A)現状認識
B)本業の収益構造改革(機会ロス削減)
- 市場分析による機会ロス削減
- 数値分析による機会ロス削減
- 商品PPMによる機会ロス削減
- データー管理による機会ロス削減
- 技術者育成による機会ロス削減
C)収益回復と好循環サイクル
- 市場分析と地域優先順位
- トレンド分析と投資機会の発見
- 販売管理の徹底
- 技術管理の徹底
- データー管理の徹底
- 遊技台整備の徹底
- 顧客観察の徹底
- 接客サービスの徹底
- 遊技台導入のスピード化
D)管理者の育成と管理指標作り
- お客様を中心にした管理項目
- 遊技台を中心にした管理項目
- 機会ロスを中心にした管理項目
E)組織作りと評価制度
- 管理者の評価
- 技術者の評価
- 専門職の評価
- 一般社員の評価
- アルバイトの評価
F)基盤作り終了と機会ロス回復投資
- 店舗の改装
- 店舗規模の見直し(地域のNo.1店)
- 換金率の見直し
- 商品構成の見直し
- 商品配置の見直し
- 商品分類の見直し
- 商品政策の見直し
- 基準書の見直し(大・確・ス・他)
- ホールコンピューターの見直し(データーロス)
- 接客の見直し
- 制服の見直し
- etc...
2 パチンコ店舗改善事例
具体的な 事例を 提示しながら
検証してみよう。
パチンコの専門用語で 一番大切なものは、”稼働数”と言う言葉である。
稼働数-------お客様がハンドルを握って飛ばした玉個数をいう。
この 数値が高いか低いかである。
一般的にパチンコの営業時間は朝10 時
から夜の11 時までである。営業時間は13
時間程度になる。お客様が休ま
ずパチンコをしたらこの時の稼働数は78000発になる。こんな事は絶対無
いのであるが、普通は60000発程度を上限として
考えると良い。
もう少し解り訳す説明すると、店舗のお客様の人数と稼働数の関係を説明して見る。
客付き=お 客様の 人数÷ 設置台数となる。
50%=150 人÷300 台
この1%の 客付きに 対しての 稼働数の 割合を
考えてみると、
600=30000 発稼働数÷50(%)という 関係式が
出来る。
| 客付き(%) |
10 |
20 |
30 |
40 |
50 |
60 |
70 |
80 |
| 指数 |
600 |
600 |
600 |
600 |
600 |
600 |
600 |
600 |
| 稼動数 |
6000 |
12000 |
18000 |
24000 |
3000 |
36000 |
42000 |
48000 |
ここで重要に成るのが、パチンコ店舗の改善の可能性と成長のプロセスである。
<<パチンコの 稼働数の 階段と 方向性>>
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33000 |
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30000 |
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27000 |
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24000 |
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21000 |
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新規投資 |
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18000 |
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15000 |
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改善可能下限 |
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12000 |
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| 9000 |
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不良債券か新規投資 |
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パチンコ店舗の業績は稼働数が高いかどうかで決定される。つまり現状の
企業の状態がどこに位置するのかが次に必要な要素となる。
何も投資せずに改善の余地があるのは、稼働数18000〜15000程度の企
業になる。この企業であれば改善の余地は大いにあるし、好循環に成れば
資金的な余裕が出来れば、店舗の階層をしながら収益の回復は大幅に見
込める。 尚かつ立地条件が良ければ 地域No.1店舗に成る可能性は無き
になきにしもあらずである。
パチンコの業績は先程述べた”稼働数”に大きく左右される。お客様が増
加すると、利益率も増加するからである。反対にお客様が減少すると利益
率が減少するからである。
<< 数値の 組み 合わせ 事例>>
| |
1パターン |
2パターン |
3パターン |
4パターン |
5パターン |
6パターン |
7パターン |
8パターン |
| 稼動数 |
9000 |
12000 |
15000 |
18000 |
21000 |
24000 |
27000 |
30000 |
| 玉単価 |
1.00 |
1.00 |
1.00 |
1.00 |
1.00 |
1.00 |
1.00 |
1.00 |
| 台売上 |
9000 |
12000 |
15000 |
18000 |
21000 |
24000 |
27000 |
30000 |
| 台数 |
300 |
300 |
300 |
300 |
300 |
300 |
300 |
300 |
| 日売上(万) |
270 |
360 |
450 |
540 |
630 |
720 |
810 |
900 |
| 粗利率 |
12% |
12% |
12% |
12% |
12% |
12% |
12% |
12% |
| 日粗利額 |
32.4 |
43.2 |
54 |
64.8 |
75.6 |
86.4 |
97.2 |
108 |
| 月営業日 |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
| 月売上(万) |
8100 |
10800 |
13500 |
16200 |
18900 |
21600 |
24300 |
27000 |
| 月粗利額 |
972 |
1296 |
1620 |
1944 |
2268 |
2592 |
2916 |
3240 |
| 年営業日 |
350 |
350 |
350 |
350 |
350 |
350 |
350 |
350 |
| 年粗利額(万) |
11340 |
15120 |
18900 |
22680 |
26460 |
30240 |
34020 |
37800 |
*赤字は変数
ここでは、基本的な数値で試算しているが、パーターン1〜パターン8を比較して
見ると粗利額の段階で年間26000万円違ってくる。
このようなケースはこの業界では非常に多いかもしれない。
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